【東京~沖縄移住日記4】伊勢市~奈良県宇陀市

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okinawa4

2014/7/3 木曜日
曇天という事もあり、伊勢市の朝も肌寒く感じた。
シャツを羽織り、近くにあるトイレへ行き歯磨き、洗顔を済ませる。
数日の長い車移動のせいで体が少し重い気がするが、今日はジムへ行き、その後にランニングも行うのでだいぶ体の調子は良くなるだろう。
逆療法の様なもので、疲れている時は体を思い切り動かす事で体調が上向きになる気がしている。

伊勢神宮は内宮と外宮に分かれており、車で10分ほど離れた場所に存在している。
まず外宮へ行き、それから内宮へ行くルートが習わしとの事なので、まず車を10分ほど走らせて外宮へ。
朝9時前の駐車場には既に3台の車が停まっており、人もまばらだが既に参拝客が鳥居をくぐり、中へ移動していた。
手を合わせて一礼をし、鳥居をくぐり中に入り、ゆっくりと歩みを進めた。
立派な木々が朝日とともに呼吸をはじめ、朝の空気をより澄んだものにしている様だった。

お参りを済ませた後は車に戻り、内宮へと移動する。
外宮と内宮をランニングしようと計画を立てて、簡単に道を覚える。

いつかテレビで見た事があるような内宮に入る鳥居を見つけ、その先にのびる橋から内宮に入った。
内宮も人はまばらな状態で、ゆっくりと一歩一歩踏みしめるように辺りを見渡しながら進む。
綺麗な空気と苔のついた背の高い木々に囲まれながら奥へと進み、目的とする場所に到着し手を合わせる。

進学をした高校がたまたま仏教の学校で、朝礼とお昼ご飯を食べる前に全校放送が流れ、お経が読み上げられた。
その間は、生徒も先生も全ての人間が手を止め歩みを止め合掌をする決まりだった。
座禅の授業や釈尊降誕の全校集会などもあったが、その頃は特に何も考えず、ただ決まりだからという事で手を合わせて時間が過ぎるのを待っていた。
10年以上がたった今、合掌をするという行為は自分にとってとても特別な意味のあるものとなり、心を落ち着かせる一番の療法となっていた。

お参りの後は休憩所にて伊勢神宮の歴史がわかるDVDが流れていたのでしばし鑑賞し、お茶を飲み車に戻った。

次なる目的地は奈良県の三輪山。
ここへ行くのは3度目になる。
そしてこの巡業の旅の最終目的地。
伊勢から三輪山のある桜井市近辺までは、車で山を越えて2時間ぐらいだろう。

まだ午前中だったので、まずは伊勢神宮の近くにある五十鈴公園に入り、その中の五十鈴総合競技場に隣接されたトレーニングルームに入った。
一回利用230円、シャワーは100円。
体を鍛えて、なおかつお風呂代も節約できるので一石二鳥である。

効率的に全身の筋肉を破壊し続けていると、外は曇り空からしとしとと雨が降ってきて、ウエイトを終える1時間半後には本降りとなってきた。
伊勢市、主に伊勢神宮の内宮と外宮を結んだ町並みの空気感は、感覚的にとても好きな雰囲気だったのでランニングを行いたかったが、この天気なら断念せざるをえない。
体育館に移りシャワーを浴びて、ジップロックに小分けにして持ってきているホエイプロテインを20gシェーカーに入れて飲み、一息ついてから奈良県へ向かった。

途中、銀行に寄りフェリー代41800円を入金し、コーヒーを買ってコインランドリーに入った。
electroluxのまだ真新しい洗濯機に数日分の衣類を詰め込んだ。
洗剤と柔軟剤は自動で出ると表記があったが、洗剤はいつも多めに入れないと気が済まないので、持参してきた洗剤を少し流し込んだ。
コインランドリーでも自宅の洗濯機でも、中身をじっと観察している行為が好きなので、しばし鑑賞してから車に戻った。
雨が降っていたが車の中の整理を行なう。
車の中に入れてそのままフェリーに乗せて沖縄に運ぶものと、自分が乗る飛行機でそのまま沖縄へ持ち込むものを分けなければいけない。
フライパンやコーヒー類、運動をする時のユニフォームなどは車に置いておき、衣類やPC機器を中心にスーツケースに移して持っていく事にする。
洗濯が終わり、次は乾燥機に洗濯物を移して300円を入れて30分間乾燥させる。
ここでもまたしばし乾燥機の中でごろごろと回転している衣類を鑑賞。
車の中の整理が一通り終わった後、コインランドリーの中にあるベンチに腰掛け、そこに置いてある雑誌を適当にめくる。
雨脚は強くなる一方で、これから山を越える道中が少し心配になったが、距離はそこまでないので大丈夫だろう。
洗濯も終わり、一つずつ洗濯物をたたんで車の中に詰め込む。

強い雨の中、ゆっくりと山の中を進んで17時ごろに奈良県宇陀市にある道の駅に到着した。
車の中ではずっと私立恵比寿中学(通称エビ中)というアイドルグループの放課後ゲタ箱ロッケンロールMX、梅、禁断のカルマという3曲をリピートして聞いていた。
エビ中は、私が愛してやまないももクロと同じスターダストプロモーションに所属するアイドルグループで、今回はじめてちゃんと聞いてみたが、ヒャダイン作曲のものはやはり自分の好みである。
ヒャダインももクロの組み合わせの新曲が聞ける日は本当にもう来ないのだろうか。

道の駅の隣はローソンがあり、そこでビールを購入し車内で足を伸ばし、ゆっくりと飲み干す。
もう数日後には沖縄に入る。
今現在、家はなく車の中で生活をしているが、不便な事は多いが大方楽しんで毎日を生きている。
少し前は自宅のベッドでしか熟睡できないなどと思っていたが、今ではどこでも寝られる様な気がしてくる。
数日前まで行っていた仕事は、夜勤の合間に仮眠を取る時間があって、ソファベッドや椅子でよく眠っていた。
最初の頃はあまり眠れなかったが、数ヶ月もたつ頃にはしっかりと仮眠を取れるようになっていた。
慣れというのは善し悪し両面あるものだが、どこでも気にせずに眠れるという事は自分としては大きな変化である。

そしてここ数日の間で直感的なものが研ぎすまされている気がする。
不要なものを捨てて、本当に必要なものだけを絞り込んでいく作業を約1ヶ月間行っていたのも影響していると思う。

何もない時間が増え、自分自身と対話をする時間が増える。

これは約10年前にヨーロッパを夜行バスを乗り継いで旅をした時に経験した事と似ている。
自分にとって本当に必要なものは何なのか。

別に本当に必要なものなんて何もない。
本当に必要なものは、それはものではなく自分の精神や存在する意味のある場所、自分を必要としてくれる所である気がする。
己の魂が導き出す所で生きていけばいい。

もう一度ローソンへ行き、空になった缶ビールを捨てて、チューハイを買って車内に戻った。

続きます。

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