今回は
世界報道自由度ランキングから考える、国内ニュースの見方
をお話しします。
ニュースに関しての考えを、ちょっとまとめてみたいと思います。
ちなみに2017年は日本72位だったので、ちょっとランクアップしました。
やりましたね。
世界報道自由度ランキングとは?
国境なき記者団が毎年発表しているもので、もう読んで字のごとくニュースがどれだけ自由に発信できるかっていう数値になります。
ちなみにデンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドといった北欧勢がいつも上位に居ます。
なんか幸せそうな国ですよね、勝手なイメージですけど。
下位にランクインしてる国はあえて記載しませんが、まぁ想像通りというか、そっすよねー!みたいな印象を受けます。
日本は「問題あります」レベルの報道自由度
簡単に言うと、日本は世界的に観たら報道の自由度はけっこー問題ですよっていうランクです。
つまり自由にニュースを流す事が難しい、どこからか圧力がかかり流せないニュースもあるという事です。
ちなみに直近でいうと、2010年は日本11位でした。
で、2013年にがたっと落ちて53位で、じりじりと下げてきて2018年にちょい浮上です。
この2011年から2013年に日本で何が起こったかは説明不要だと思いますが、まぁアレの影響が大きいのでしょうか。
報道自由度が低いので、ニュースを鵜呑みに出来ない。
この人が言ってるから安心、この番組だから正しい事を言ってる、ソースがはっきりしてるから信用できるといった状況ではないという事です。
いわゆるヤラセ問題や、ステマ問題といった事をイメージしていただけると想像しやすい気がします。
バラエティならヤラセでも何でもおもしろければいいんじゃね?と思いますが、それがガチもんの報道系だとすると少し引きますよね。
2ch(5ch)がどうこう言われる事もあるが、ニュースだって同じ様なもの。
こうゆう風に考えたら2ちゃんねる(5ちゃんねる)も別に一緒かなーと思いますし、何なら2ch(5ch)の方が最初から疑ってかかるので、正しい情報をゲットできる場合もあります。
なんだか2ch(5ch)は悪だ!みたいな話しも聞く事がありますけど、報道の自由度を聞いちゃうとどっちもどっちじゃないかなーと思う事もあります。
私はまとめ記事系はいつもチェックしてますので、そういったインターネットの声的なものの方が好きです。
そんな悪いもんじゃないですけどね、ネット民の声。
ひとつの組織なので、当然自分たちに都合の悪いニュースは流しません。
例えば上場している日本企業が出してるニュースサイトで、自社の株価が大幅下落してる事を流しても得になりません。
当然自分たちにダメージがない、少ないニュースを選抜して流す事になります。
企業がそれをやるのはまぁわかる気がしますが、国がらみでやっていくのは怖いなーと思いますよね。
あくまでも例えばの話しです。
ニュースは様々なメディアからインプットして、自分で考える事が大事です。
ニュースに偏りが出てしまう事は仕方ないものだとして、様々な角度から情報をインプットしていく必要があります。
で、ニュースを観て自分がどう思うかという事が大事です。
鵜呑みにしないで「これ実際どうなんだろう」という視点を持つ事が大切です。
インターネット、有識者のSNS、ブログ、テレビ、そして自分で拾っていく事。
ネットニュースを観る事が増えましたけど、他にも有識者のツイッターやブログ、そしてテレビの報道も観た上で、どう受け取るのかが重要です。
そこまでニュースに時間が割けないって方もいらっしゃると思いますが、自分が気になっている事だけでも掘り下げて、自分で拾っていく事をお勧めします。
ニュースピックス(NewsPicks)は結構観てますけど、こんな感じでニュースに対して識者がコメントが出来るようなものだと、けっこー公平性が保たれる気がします。

で、この考えでいくと報道自由度ランキングも「自分で考えて」結論を出すべきです。
「報道自由度ランキングで日本は72位なんだ!」
「ブログでも書いてたからこの国に報道の自由なんてないんだ!」
「報道自由度でいったら日本よりイタリアの方が上だから、イタリアのニュースの方が正しい!」
と判断してしまうのは危険です。
報道自由度ランキングを出してる国境なき記者団だって「ひとつの組織」ですから、偏りがあって当然です。
公平に各国の報道の自由度を示す事は難しいです。
ちなみに私が言った事だって鵜呑みにしちゃいけないので、報道についての自身の思い、付き合い方を考える必要があります。
いかがでしたでしょうか。
まとめると、ニュースを鵜呑みにしないで自分で考えましょうって話しです。
「ニュースなんてそんなもの」ぐらいに構えておけば騙されたりする事も少ない気がします。
私自身、もう思考停止してあの人の言う事は完全に信じちゃってるなーっていう部分はあるのですけど、ちょっと危険な思考かなと思いまして綴ってみました。

では!
コメント