今回は
激安風呂無しアパートは実際どうなの?
って話しです。
世田谷区は上馬にある36,000円の風呂無しアパート
246の上馬の交差点から歩いて5分ぐらいの所に住んでいました。
約10年前ですが、多分まだ建物はあると思います。
ファッションの専門学校を卒業する前に移り住み、約1年間暮らしました。
目的はロンドン留学資金を貯めるため
学校を卒業してからロンドンに行くと決めていましたので、その資金をこつこつ貯める為に激安アパートの引っ越したという流れです。
やっぱり手っ取り早くお金を貯める為には、生活費をできるだけ抑えて稼ぎまくるのがいいと思いましたので、決断しました。
結論言っちゃうとお金は貯められました。
目標はロンドン留学資金100万円
明確に100万円貯めよう!とは思ってませんでしたけど、だいたい100万円ぐらいを目標に働きまくってました。
服飾の学校を卒業して約1年後ぐらいに行けたらいいかなーぐらいに思ってました。
間取りは3畳のキッチンと6畳の部屋の1K
普通に不動産屋さんに行って、激安のところを探して契約という流れでしたけど、間取り的には十分に生活ができるぐらいのスペースはありました。
卒展の洋服もここで作ってましたし、寝るだけなら十分すぎるほどです。
トイレは和式、エアコン付き
木造の古いアパートでしたので、当然のごとく和式便所です。
エアコンは付いてましたけど、今思えばすきま風が侵入しやすい作りだった為、冬場は寒かったですね。
ついでに壁はおじいちゃんの家みたいなザラザラした砂っぽいアレでした。
作りは当然のごとく古いし汚いです。
雨漏りしちゃう事もありましたけど、大家さんに言ったら直してくれました。
お風呂は週一回、徒歩5分にある銭湯で済ませる。
その時ちょうどドレッドだったので、お風呂はそんなに入ってませんでした。
でもシャワー浴びない日は、体を濡れタオルで拭いてました。
冬場は寒かったので濡れタオルで体を拭くのが辛かったです。
お湯なんて出ないので、冷え冷えの濡れタオルをドライヤーで温めて使用して、体にもドライヤーを当てていくっていう生活の知恵を編み出したのも、ちょうどこの頃です。

あとは原付で5分のところにある彼女の家で
風呂無し生活が出来てたのは、当時付き合っていた彼女のお陰でもあります。
女性3人で暮らしてる家だったのですが、全員同じ学校だったので楽しかったです。
あとは普通に友達の家でシャワー貸してもらったりもしてました。
同級生の友達には私が風呂ナシアパートに住んでいる事は周知の事実でしたので、とにかくみんなにめちゃくちゃ助けられて生き抜いていました。
住めば都、ではない。
寝る為に帰る生活だったので、十分っちゃ十分だったのですが、Gが出やすい環境だったのが一番つらい点でした。
バルサンをもっくもくに焚いても次々出てきますから、G対策に頭を抱えました。
北海道から出てきまして、上京したての賃貸ではG出ませんでしたから、上馬の激安アパートではじめてGと対峙したのです。
一流になると対峙しただけで相手の強さがわかると言います。
私の場合は対峙した瞬間に財布だけ持って外に飛び出しました。
完全に心が折れてしまいました。
「次元が違うっ!」という印象を受けた事を鮮明に覚えています。
で、薬局へ行きG対策の兵器を使用し撃退したって話しです。
っていうか奴ら飛びますよね。
フライングGは脅威です。
お金は相当貯まる。
1か月の家賃36,000円で、しかも毎日毎日ずーっと働いてましたから、お金はどんどん貯まっていきました。
20歳そこらの青年にしちゃ手取りは結構な額でした。
ずーっと睡眠不足でしたけど。
1年後、目標達成しロンドンへ
結局は100万以上貯め込んでロンドンに出発しました。
Macbookを購入したり、語学留学だったので学校に入金したり、ホームステイのお金払ったり、ロンドンまでのチケット買ったり、そういったものを含めると150万ぐらいかかってしまったのでしょうか。
まぁロンドンでは働かなかったので早々にお金が尽きちゃったんですけどね。
当時はポンド円200円とか、190円とかだったので。
いかがでしたでしょう。
今だったらシェアハウスで暮らしてお金を貯めるってやり方がスマートかなーと思います。
みんなでシェアして暮らすの楽しいですし。
でもお金は溜まりますので、一気にお金を貯めて何かをしたい!って方にはお勧めです。
G対策だったり、お風呂問題どうするかとか、色々と覚悟が必要ですが。
でも上馬は銭湯ありますし、もうちょっと歩いて野沢方面に行けば素敵な銭湯がもう一軒あります。


興味のある方は移り住んでみてください。
では!
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