今日は、
合同展示会に出展するメリット、デメリット
を話していきます。
アパレルの合同展示会は何度も出展していましたが、実体験も含めまとめていきます。
合同展示会に出展するメリット
まずはメリットからです。
バイヤー、ジャーナリストなどなど新しい出会いがある。
これがないと合同展に出展する意味ないってぐらいのメリットなんですが、やっぱり外せません。
個人で展示会、個展を開いても集客が見込めない方にとっては、大きなメリットとなります。
バイヤーさんはお目当てのブランドなりブースがあって来場している場合が多いですが、何とか足を止めてもらい、そこからアプローチしていく流れになります。
新しい出会いがあっても、商談まで進めないケースも勿論あるのですけど、普段知り合えない方と出会えるのは今後に繋がりますね。
あとは雑誌やウェブメディアに掲載してもらえるパターンもあります。
合同展示会に出展しているブースの人と知り合えて、横の繋がりが増える。
隣同士になったメーカー、ブランド、企業の方々と挨拶して名刺交換するのは当然なのですけど、時間を見つけてフラフラと会場内を歩いて挨拶まわりに行く事もあります。
そこで小話していくうちに仲良くなっちゃって、後でSNSで繋がって、そこから流れで仕事も一緒にするようになるってケースもありますので、その辺もメリットと言えるでしょう。
ネット上だけでなく、実物を見たい人が多い。
アパレルに限らずですが、商品やサービスを買い付けたい、取引したい人からすると、ちゃんと自分の目で確かめた上で最終的なジャッジをしたい訳です。
インターネット上で確認はしたけど、取引するかどうかは手に取って体験してみてからじゃないとなーって人は多くいますので、そういった人に向けて展示会でアピールするという形ですね。
あとは、全然知らなかったけど実際に使ってみると凄い良かった!とか、アパレルなら着用してみたら良さがわかった!とか、そうゆうパターンも十分にあります。
どんなものにニーズがあるのか知る事が出来る。
出展してるブースの大きさや場所にもよりますが、賑わっているブースと閑散としてるブースがあります。
そこで何となーくトレンドを知る事が出来ますし、ポロモーションの方法も垣間見る事が出来ます。
やっぱり大きなブースを借りて大々的にプロモーションしてる所は、様々な点を抜かりなくやってますし、非常に勉強になります。
まぁこれは合同展示会に出展しなくても、ただフラっと下見に行けばわかる事なのですけど。
意外な所から声がかかり、仕事がもらえるケースもある。
自分じゃアプローチしない所から声がかかり、意外なメディアに掲載される事もあります。
アパレルなのにPC情報誌とか、会計ソフト作ったのに旅行誌とかです。
そこから自分でも想像してなかった仕事に繋がる事もありますので、その辺はメリットでしょう。
海外とも取引ができる。
アジア圏や欧米からのバイヤーも来場しますので、普段は知り合えないような人とも繋がる事が出来ます。
合同展示会だからこそ、そういった人たちと知り合えるのはメリットと言えるでしょう。
合同展示会に出展するデメリット
お次はデメリットになります。
合同展示会に出展する際の出展料が高い。
合同展示会にも様々ありますので、それにもよって変わってきますが、出展料は結構痛いですね。
ペイできるだけの商談が出来たら全然オッケーなのですが、マイナスで終わる場合も想定しておいた方がいいですね。
採算が取れるまで時間がかかる場合が多い。
即売会というやり方なら別ですが、合同展示会に出展して、商談して、それから利益が出てくるという流れなので、ペイするまでは時間がかかります。
これはデメリットとして考えられますね。
全体的にバイヤーが減少している。
他の分野はわかりませんが、特にアパレルでいうと、地方の大きなセレクトショップもだんだんと少なくなり、大口の注文も少なくなってきています。
ネットで売れる時代ですから仕方がないのですけど、全体的に買い付ける量が減ってきているのはデメリットです。
店舗に頼らずに売れる時代なので、そもそも合同展示会に出展するメリットがない。
まぁこれ言っちゃうと終わりなんですけど、上記に挙げたメリットって、頑張れば自分次第で何とか出来ちゃうような内容なんですよね。。
知り合いも増やせるし、海外からも声がかかるし、仕事も引き受けられるし。。
小売りに関してですけどね。
まとめると、合同展示会は、
メリットとしては、取引先、メディア関係者、横の繋がりは増える可能性があります。
デメリットとしては、お金がかかるし、メリットとされる部分が少ないって所でしょうか。
後は、B to Cならメリット少な目ですけど、B to Bならしっかりと展示会を開いて商談をしていった方が取引に繋がりやすいと思います。
合同展示会で挨拶をして商談をして終わりではなく、その後のフォローが大事
どんな分野でもそうですけど、そこで名刺交換して挨拶して、ざっと商談して終わりじゃなく、それからのフォローが一番大事と言っても過言ではありません。
合同展示会で沢山のパンフレットやカタログを貰うわけですから、そこから選んでもらう為にはアフターフォローをしないと始まりませんからね。
いかがでしたでしょう。
私の実体験としては、結構いい繋がりも出来たし、取引先も増えたので、合同展示会に出展するメリットは大いにあると思うのですけど、こうしてメリットデメリットを挙げてみると微妙な感じっすね。
時代の変化と共に、商品やサービスを提供したい側と、それを買い付けたい人達の流れが変わってきてる気もします。
でもお悩みなら合同展示会に出展してみる価値はあると思いますよ。


では!
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