今回は女性アイドルについてです。
アイドルを追い続けた数年間と、身を引いた今だからこそ客観的にアイドルについて話せると思ってます。
私が考える「アイドル」とは?
みたいな話しになりますが、あくまでも個人的な意見となりますので、気を悪くなさらないようにお願いいたします!
応援したいアイドルは文脈が大事です。
今でも好きなアイドルはいますが、グッズを購入したりライブに通ったりする程好きなアイドルは居なくなりました。
私が応援したいアイドルというのは、成長過程を見守り、大きな夢を叶えるストーリーを見守っていきたいと思えるかどうかです。
アイドルを追わなくなったのは自分自身の心境の変化が一番の理由ですが、成長過程まで全てさらけ出して頑張っているアイドルに心を惹かれます。
最近は大変な思いをして努力している姿や、時には涙している場面すら公開してるアイドルも多いのですけど、マーケティング的には正解ですよね。
一本の長い長い映画を観てる様な体験が出来る。
全く人気のなかった時代から、どんどんキャパの大きな場所でライブが出来るようになり、テレビにも出始め、アイドルに興味のない友人まで知ってる存在になっていくといった過程の裏側、コンテクストを知ってると、フィクションの映画よりも楽しい物語を観てる気分になります。
アイドルを追う事の楽しさはここにあって、私としてはカワイイとか綺麗とかは二の次で、とにかくその文脈と、夢に向かって努力する姿に惹かれるのです。
やっぱり可愛いとか二の次って言ったのは嘘です。
自分の夢を乗せて追体験する。
アイドルを応援していく事で、過去に叶える事が出来なかった夢を、応援しているアイドルに重ね合わせて追体験する喜びもあります。
アイドルの夢が、いつしかファンの夢にもなっていくパターンですね。
健気に夢に向かって頑張る姿に共感し応援したくなるのです。
夢に向かってひたむきに頑張れなかった過去の自分を後悔してしまう時もあります。
未完成だからこそ良いのか?
未完成だけど一生懸命頑張っているアイドルと、完成された完璧なパフォーマンスをするアイドルだと、どちらを応援したくなるのか。
私の場合は成長過程や夢に向かっていく姿を応援したいので、未完成だろうが完成されていようがあまり関係ないです。
成長過程を見守るという点からいうと、やっぱり未完成な部分が多いアイドルに目が行きがちなのは否めませんけども、あまり重要な点ではないです。
では、Perfumeはアイドルか?アーティストか?
なんとなくアイドルっぽくないと思います。
線引きがあいまいなので難しい所なのですけど、アイドルでもあるしアーティストでもあるし、歌手でもあるしパフォーマーでもあるし、みたいな感じでしょうかね。。
私の考えるアイドル像とは違う気がしますので、どちらかというとアーティストの方がしっくりきます。
後は「アイドルは嫌いだけどパフュームは好き」って人は、アイドルを応援してると言われたくないのできっとアーティストと言うでしょうね。
なんかアイドル応援するっていうのもなぁ。。という方の心の拠り所として存在するパターンもあるでしょう。
じゃあE-girlsはどうなの?と思いましたけど、パフォーマンス力が高く、アイドルっぽい楽曲が少なくて、売り出し方がアイドルっぽくない人たちはアイドルorアーティスト議論が開幕される傾向にあるようです。
E-girlsはアイドルじゃないですよね。
細分化されてきた時代のアイドル
アイドルといえばこう!といった枠組みがありましたけど、現在は色々なアイドルが出てきております。
古くは私が生まれる前から日本のアイドル文化は始まっていますが、アイドルが細分化してきたのは2010年代あたりからでしょうか。
俗にいうアイドル戦国時代というものですね。
アイドルが沢山出てきたので、差別化をしていかなければいけない状況が出てきたのが原因なのかもしれません。
過去の文脈があるからこそ現在のアイドルが細分化されている。
王道と言われるアイドルが存在しているからこそ色々なアイドルが出てきた訳で、そういった過去の文脈も知った上でアイドルを見ると、また違う楽しみ方が出来そうです。
私としては今のアイドル文化の流れは非常におもしろいと感じてまして、どんどん違ったアイドルが出てきてほしいと願ってます。
特に楽曲でいったら割とチャレンジングな曲も多いですし、おかしなアイドルソングとかばんばん出てきてほしいです。
一応こんなとこでまとめますと・・・
私のアイドル論、いっかい頭の中を整理したかったのでまとめてみましたけど、結構気持ち悪いですねー。
ですが、アイドルを四六時中追っていた時期はめちゃくちゃ楽しくて幸せだったので、1ミリも後悔してません。
お金も時間も使いましたけど、あんな貴重な経験できないと思ってます。
普段はアイドル達の夢を叶える物語を映画感覚で観て楽しんでましたけど、ライブになったら実際に会えちゃうんですから、もうノンフィクションの映画以上です。
好きなアイドルを推す経験は、死ぬまでに一度は体験してみてほしいです。


では!
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