近年、10年後や20年後には無くなっている仕事一覧!みたいなニュースを見かける事がたまにあります。
今回は
無くなった仕事、減っていく仕事、無くならない仕事、新しい仕事
についてまとめていきます。
結論から言ってしまうと、無くなる仕事は多くありますが新しく生まれる仕事、職業もありますのでそこまで心配する必要はないです。
無くなったor減少した仕事
かなり古い時代になくなった仕事から最近見かけなくなった仕事までザーっと挙げてみます。
切符切り
駅には、改札鋏(かいさつきょう)と呼ばれる器具で切符にバチンと切り込みを入れてくれる駅員さんが居ましたが、もうほとんど自動改札ですよね。
無人駅でもSuicaやパスモが使えますし切符に鋏こん(きょうこん)を入れてくれる駅は極々少数になりました。
私も小さい頃は切符を駅員さんに渡して入場していた記憶がありますけど最近は切符すら買う機会もなくなりました。
マッチ製造会社
マッチの製造販売事業を行っていた業界最大手の兼松日産農林株式会社が事業撤廃しました。
私はタバコ吸いますけどマッチはしばらく使ってません。
あの火を灯す感じとか好きですし、ばあちゃんがマッチを使ってタバコ吸ってたのでノスタルジック
な気持ちにもさせてくれます。
ミシン修理士
私は北関東のけっこー大きな縫製工場に勤めていた経験がありますがミシンの修理を行ってくれる会社があって、そこに修理や釜の調整を依頼していました。
もう製造業はかなり大変な状況で廃業を余儀なくされた工場も多くミシンの修理士さんもかなり減少しました。
いつもお世話になっていたミシン修理士さんは埼玉在住ですが千葉や茨城、東京にも呼ばれる程忙しい毎日を送っていましたけど後継者は居ないそうです。
ハサミ研ぎ師
また縫製繋がりなんですが、鋏を研いでくれる専門の方が居て定期的に来てくださって裁断鋏を研いでくれました。
鋏をよく使う製造会社が多い地域にいらっしゃった様ですが、もうあまり見かけません。

バキュームカー
いわゆるボットン便所のあれです。
もうボットン便所はそんな見かけませんよね。
たばこ屋
渋谷駅ハチ公口から山手線のぼって原宿方面におっきな喫煙所があってみんなスパスパたばこ吸ってたんですが、もう肩身の狭い思いをしてます。
たばこ屋さんけっこー見かけたんですけど、最近は減っちゃいました。
新聞屋
今じゃ紙の新聞を読んでる人の方が珍しいぐらい見かけなくなりましたよね。
電車の中で新聞をうまい事折り畳んで読んでいるサラリーマンには一目置いてます。
レジ係
自分でバーコードをピッピして会計をするレジが増えましたね。
どんどん普及してほしいのですけど、そういった系の操作が苦手な方々がいらっしゃる地域で無人のレジを導入すると大渋滞が起きます。
結局店員さんがレクチャーして会計を済ませる光景を目にします。
印刷屋
紙媒体は今後も縮小していきそうですよね。
電子書籍も読みますが、本もたまに読みたくなるので定期的に買っちゃいます。
ポスターにしてもデジタルサイネージが多くなりましたので印刷屋さんは大変そうです。
今度さらに減少していくであろう仕事
今すぐではありませんが今後減っていくと予想される仕事を挙げてみます。
運転手
自動運転の技術はどんどん進歩していますのでドライバーは減少していくでしょう。
事故を起こした際の責任がどうなるかが気になる点ですが、既に自動運転のバスも中国のある地域では走っている様です。
仕立て屋
zozoスーツ、実は私も持ってますがオーダーメイドも気楽にできる時代になりました。
ロンドンにあるサヴィル・ロウみたいなとこは生き残るでしょうけど、業界全体で見ると減少していくでしょう。
ですが一度はテーラーさんでオーダーメイドのスーツを作ってみたいもんです。

ホテルや映画館の受付
無人のホテルは既にありますし、映画館の受付もロボットに置き換えられる仕事です。
農家
すでに減少していってますが、若い世代が農業に興味を持って起業をしている姿を見かけます。
機械化、自動化を進めていけば就農する数は減っていくでしょう。
ですが第一次産業の場合はある一定数は残っていく気がします。

テクニカルライター
テクニカルライターは簡単に言うと取扱説明書を作成する人です。
携帯電話やパソコンなどの取説ですね。
あれ、ちゃんと読んだ記憶がほとんど無いのですが。。
工場作業員(製造業全般)
機械にとって変わられる職業としていつも挙げられる製造業です。
縫製工場で裁断の仕事をしてましたけど、鋏でちょきちょき切っていく事はほぼなくCAMと呼ばれる自動裁断機でどんどん裁断してました。
昔は裁断士という仕事もあったのですけどね。
これに関しては3Dプリンターの技術の進歩にも関連してくるのはないでしょうか。
セレクトショップ
バイヤーのセンスが光るセレクトショップもどんどん減ってきてます。
特に地方は閉店しちゃってるお店が多くありますね。
zozoで買っちゃいますから。
ショップ店員
セレクトショップが減少していくと同時にショップ店員という職業も減っていきます。
用があったらこっちから話しかけるので、店員さんには放っておいてほしい派です。

レンタルショップ、CDショップ
CDや映画をレンタルする機会もかなり減っちゃいました。
NetflixやHulu、音楽ならSpotifyやApple Musicを利用しちゃう事が多くなり、利用者のニーズに合わなくなってきています。
マネタイズの機会が移り変わってきているだけで、音楽や映像業界はそこまで衰退していかない気もしていますが、どうなんでしょう。
無くならない仕事
早速ですが無くならない仕事です。
無くならない仕事というか、機械にとって替わられない様な仕事になるのでしょうか。
スポーツ選手
eスポーツ関連の記事を書きましたけど、ゲームでサッカー観戦するのとワールドカップを観戦するのとでは全くの別物という観方をしてます。
スト5を観るか格闘技を観るかって感じでしょうか。
どちらにしても機械同士が対戦するのも好きですし生身の人間が対決するのも興奮します。
というわけで今後しばらくはプロスポーツ選手という職業は無くなっていかないでしょう。

カウンセラー
テクノロジーが発展していっても人間の心のケアは人間しか出来ないという事なのでしょうか。
確かに優れた機械学習で何億通りの答えを用意しているAIに向かって人生相談をしても模範解答通りの答えしか返ってこない気がします。
カウンセリングって時によっては正しい答えを求めているわけじゃなく、ただ話しを聞いてほしかったり深層心理にある何かを呼び起こして原因追及してくれたりと、ちょっと第六感的な部分も必要だったりしますよね。
アイドル
ゴリゴリのドルヲタだった私にとっては、やっぱ生身の人間が切磋琢磨して努力して困難に立ち向かって夢を叶えていく姿を応援したいのです。
アイドルは文脈が全てで、その人物像や歴史があってこそ推すに値する存在となりますのでアイドルという仕事、文化は無くならないです。

作曲家
機械が作曲も出来ますしミキシングも出来ますしマスタリングも出来るようになりました。

もう全てできるようになっちゃってる訳ですけどクリエイティブ関連の分野は縮小はする可能性はありますが、仕事として無くなっていかないでしょう。
人を感動させる職業は今後も無くならない気がします。
アーティスト
作曲家と似ている部分もありますが、アーティストというのはアート作品を作る人やミュージシャンの事を指してます。
人間だからこそ応援したかったり、その人を好きになったり、尊敬できたりするのでしょうかね。
自分と同じ人間だからという部分が大きいのでしょうか。
メイクアップアーティスト
誰もが違った顔を持っているわけですから、もう全てオートクチュールで表現しなくてはいけません。
メイクを機械で自動化するという行為は想像する事すら難しいのですが、あまり知らない分野なのでよくわかってません。
スタイリスト
スタイリストは俳優やミュージシャンの衣装を選ぶだけでなく、最近はパーソナルスタイリストさんも増えてきてますね。
洋服を変えるだけで人の気持ちまで変えてしまう力を持っていると思ってます。
AIが学習した模範的な回答をそのまま着てみたり、好きな俳優さんと同じ服を選ぶよりも自分に合った服を選んで着こなす方がやっぱ楽しいですから、スタイリストという職業は今後も残っていくと思います。


DJ
AIが選曲した曲を流すっていうクラブイベントもありましたけど、DJはその場の空気を読んで選曲をして、時には意外性のある曲をブッ込んでみたりしなくちゃいけませんよね。
空気感みたいなものってやっぱ人間の感覚が優れていると思いますし、まだまだ機械に取って替わられるとは言えない業界だと思ってます。

その他クリエイティブ関連
何かを想像する分野はまだまだ人がやる方が感動しますし、新しいものを生み出す力は人間でなければまだまだできない部分です。
今後どうなっていくかわかりませんけど。
新しく出来た仕事
新しくできた仕事や、これからもっともっと増えていきそうな分野などを挙げていきます。
youtuber
新しく出来た仕事といえばユーチューバーではないでしょうか。
誰もが参加できるメディアですからyoutubeは時代を変えたと言えるでしょう。

プロブロガー
前々から仕事としてありましたけど、プロブロガーと名乗っている人を見かけるのは最近ではないでしょうか。
ブログで収益を上げている方も沢山いますが、上記のyoutubeと同じくgoogleの広告収入が大きいです。
プロゲーマー
記事も書きましたがプロゲーマーも最近できた職業です。
子供の頃、もう大人になったらゲームなんてしないと思ってましたけど時間を無理やりにでも作ってゲームしちゃってます。

ドローン操縦士
求人ではそこまで見かけませんけど、測量や農家、ドローンレースなどでしっかりと収益を上げている方がいます。
私もドローン持ってますけど最近あまり飛ばせてません。

仮想通貨投資家
億り人なんて言葉を耳にしますが、仮想通貨への投資によって生計を立てている方も増えましたね。
私も仮想通貨買ってますが生計は立てられません。
インスタグラマー
インスタ、本当に時代に合ったサービスだと思います。
人の欲求を満たすアプリですね。

AIer
AIを駆使してビジネスをしていく職業です。
まだあまり見かけませんけど、AIのコンサルタントの様なものでしょうか。
これからもっともっと増えてくると思います。
人件費の方が安い場合は、しばらくは人を雇う。
ここからはまとめになりますが、結局は人を雇った方が安上がりなとこは人が雇われ続けます。
機械が安くなって設備投資が出来るようになったら、仕事としてどんどん減少していくと感じてます。
なので突然仕事がなくなっちゃうって事はないかと思います。
どの分野でもスペシャリストは残る。
切符切りとかは例外としてもスペシャリスト的な立ち位置まで上り詰めてしまえば仕事としてやっていけます。
テーラーメイドなんかそうですね。
新しい仕事が増えるので、杞憂するより挑戦を。
農家は減りましたけど、ドローンを使用して肥料や薬を散布する操縦士の仕事は増えました。
新しい職業に目を向けて挑戦できる好奇心や、新しいスキルを身に付ける術を心得ているかどうかが重要だと思います。
後はやっぱりクリエイティブな事をみんなでやっていこう!っつー事でしょうか。
その方が世の中もっと楽しくなると思います。

無くなっていってしまう仕事がどうしてもやりたいならば話しは別ですが、ポジティブに新しく生まれる仕事にトライしてみる人生も悪くない気がします。
では!
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