CUBASEでのパラアウトとステムミックス(サブミックス)のやり方と解説。

DTM関連のミキシングについてのお話しです。

 

パラアウト、サブミックス、ステムミックス

についてまとめていきます。

 

ちょっと聞きなれない言葉かもしれませんが、知っておくとミキシングの幅が広がる気がしますので、習得してしまいましょう。

 

パラアウトって何?

individualoutput-mixing

ドラムパートのミックスでよく使われますが、ドラムのソフトシンセを立ち上げて音を鳴らすとキック、スネア、タム、ハイハットなど複数の音色が一つのソフトシンセから出力されている状態です。

 

これをキックならキックだけのトラック、スネアだけのトラック、フロアタムだけのトラックといった様に分けて出力してあげるのがパラアウトです。

 

ドラムだけじゃなくストリングス音源でよく見るFull stringsなども、violin,viola,celloなど細かくパラアウトしてあげるとミキシングがしやすくなります。

 

なんでパラアウトするの?メリットは?

 

一つ一つのパートごと(キック、スネア等)に別々のエフェクトをかけたり、音量を調整したりできるので、細かいミックスが出来るようになります。

 

パン(定位)の設定も個別にできますし、ソロにして聞けるのも楽ですね。

 

あとはミックスの場合、まずキックを決めていくと思いますが、キックを決めたらフリーズ機能をポチっとしてCPUやメモリの空き確保できます。

 

最初は面倒かもしれないですがパラアウトは絶対やっておくべきです。

 

ちなみにKONTAKT5内でパラアウトの設定もできます。

KONTAKT 5 にてパラアウトを設定する
この記事では、シーケンサーでオーディオ出力をパラアウトさせるために、KONTAKTで複数のアウトプットを作成する方法を説明します。この設定を必要とする背景には、様々なシナリオが考えられます。 1つのKONTAKTインストゥルメントを使って、シーケンサーのトラックパラメーターでパノラマ効果を出したり、ボリュームやエフェ...

 

サブミックスって何?

 

またドラムを例に挙げますが、タムやハイハットなどパラアウトしたトラックを、楽器ごとやパートごとにまとめる事です。

 

「パラアウトしたのにまた戻すわけ?」って思うかもしれませんが、その通りです。

 

バラバラにして微調整をして再度一緒にするのです。

 

ステムミックスって何?

 

サブミックスと同じような感じで使っちゃってる感がありますが、実際同じような意味です。

 

サブミックスしたものをステムミックスする、という風に使われる様ですが、ざっくり言うと各パートごとにまとめて出力する事です。

 

サブミックスと説明が一緒なんですが、まぁステムミックスという言い方の方がDTM業界では使われていると感じてます。

 

なんでそんな面倒な事をするんですか?メリットは?

 

パラアウトしたトラック同士だと個別にミックスしているものなので、音が馴染まない事もあります。

 

なので楽器の種類ごとにステムミックスを作りまして、EQやコンプレッサーなどエフェクトをかけてあげたり音量を調整するのです。

 

ストリングスを全体的に音量上げたいって時は、パラアウトしたままだと各パートごとに微調整しながら音量を上げなければいけませんが、ステムミックスしている場合だとそのフェーダー1つで調整できます。

 

面倒な作業に見えて実は効率的にミキシングができる訳ですね。

 

ステムミックスの作り方。(CUBASE)

 

トラックを追加する要領でいつもの様に右クリックを押して「グループチャンネルトラックを追加」を選択しましょう。

 

 

次はMixConsoleを開きます。(F3を押すと出てきます。)

 

MixConsoleの上段にあるROUTINGの中にStereo Outと表示されているものがあると思いますが、それがSend先を決定する箇所です。

 

 

Send先というのは出力先を決める所で、これを先ほど作ったグループチャンネルトラックにしてあげるだけでステムミックスが作れます。

 

キック、スネア、ハイタム、フロアタム、ハイハットなどを1つのグループチャンネルにまとめて、そのチャンネルから出力するという設定にする訳です。

 

 

で、そのグループチャンネル(画像ではdrum busという名称)にEQかけたりコンプレッサーやマキシマイザーを挿してミックスしてあげます。

 

 

ちなみにマキシマイザーやコンプなどは、うっすらかけてあげるぐらいが丁度いいです。

 

パラアウトした段階からコンプやEQ、マキシマイザーをパンパンに使わない事。

 

ステムミックスをする場合はパラアウトしたトラック、ステムミックスしたグループチャンネル、そしてマスタートラックという風に段階的にミックスしていける利点があります。

 

しかしパラアウトしたトラックにコンプレッサーやEQ、そしてマキシマイザーまで挿してがっつり音圧上げてちゃ最終的に息苦しいミックスになっちゃいます。

 

なので段階的に徐々にエフェクトをかけていく事を心掛けていきましょう。

 

ステムミックスのグループチャンネルにマキシマイザー入れてますが、うっすらとしかかけてないです。

 

段階的にマキシマイザーを使っていってあげると自然な形で音圧が上がっていきます。

 

以上です。やってるうちにコツが掴めてくると思います。

 

パラアウトからステムミックス作るのってどうやるんだ?って所から始まって、今は何となく感じが掴めてきました。

 

まだまだですがミキシングも数をこなしてどんどんスキルアップしていきたいものです。

 

その他のDTM、作曲関連の記事はこちらです。

 

では!

コメント

タイトルとURLをコピーしました