ずっと行きたいと思っていたコミケにやっと行ってきましたので、今回は
コミケ92の思い出と思うこと
を綴っていきます。
コミックマーケットとは、同人誌即売会であり、コスプレを行う場所であり、企業がグッズを販売する場所であり、長距離を練り歩く体力勝負の場所であります。
私が行ってきたのはコミケ92、夏コミと呼ばれるものですね。
もしかしたら東京ビッグサイトで今後開催されないんじゃないかという懸念がありましたので、一度は行っておきたいなと思いお盆休みを利用して足を運びました。
本当に楽しかったですし、色々と考えさせられる部分もあったので一度まとめておこうと思います。
コミケって実際どんなとこなの?
会場内はコスプレをした方、私みたいにごくごく普通の恰好をした人間に分かれてます。
ごく普通の恰好をした方が大半なので、初めての方でもセーラー服とかロングソードとか持っていかなくても大丈夫です。
アニメや漫画は好きでよく観てたつもりでしたが、コスプレイヤーさんを見ても「あれ何のキャラなんだろう?」っていうレイヤーさんが何人もいらっしゃいましたので、別に予備知識がなくても楽しめます。
即売会を行っている場所は広大で全部回るとかなり大変です。
カタログなしでぐるっと回ってきましたが、企業ブースなんかは非常に混んでました。
あと国際展示場駅を降りてすぐにあるローソンもコミケ仕様となっておりテンション上がってきます。
あと初音ミクのコス可愛かったです。
コミケは表現欲を発散できて共有できる場所。
インターネットを使えばどんなものでも発表できてしまいますが、バーチャルな世界ではなくリアルに直接会話をしながら作品なり表現を見てもらえるのは、今の時代とても大事だと感じました。
しかも周りには自分と趣味の合いそうな人が多く、好きなものや興味のあるものが似ている人と知り合う機会もあるでしょう。
基本的に一人でやってると寂しくなっちゃったりモチベーション維持が大変になる日もあるので、仲間が居る居ないじゃ大分変ってきますからね。
クリエイターで居続ける事の敷居も低くなった。
音楽でいうとDAWという作曲ソフトすら無料で使えるものもありますし、クリエイターとして、表現者として居続ける事は難しい事ではないです。

それが誰かに認められたり気に入られるかどうかは別として、何かを始めるには非常に良い時代になったと感じます。
私は前に服を作ってましたけど、作った服をPRしていく方法っていうのは今ほど充実していなかった気がします。
セカンドクリエイターの規模は大きくなっていく。
セカンドクリエイターという言葉は、キングコング西野さんがおっしゃっていた言葉です。
「魔法のコンパス」という本に書いてあったのですが、セカンドクリエイターというのは要するに「お客さんなんだけど表現に参加したい人」だそうです。
お金を払ってコミケに出展をしているけれど、コミケを盛り上げていくのはその参加者であって、コスプレイヤーであるわけです。
ちなみにウィキペディアのコミケの紹介には、
コミックマーケットでは、来場者は全て「参加者」と呼ぶ。企業、サークル、スタッフ、一般来場者も全て含めて参加者と呼ぶ 引用:Wikipedia
と書かれておりました。
全てを参加者とする事で自発的な行動を生んで熱狂が生まれるわけですよね、素敵です。
クリエイター向けのビジネス市場
あと気になったのが、こういったクリエイター向けのビジネス市場はより一層大きくなると感じました。
音楽を作っていても映像を撮影したり編集していても、どうしても高性能で質の良いものに手が伸びてしまいます。
それこそお金をいくら出してもいいから、後先辛くなってもいいから今欲しい!サマーセールだし!みたいな時はあります。
今はクリエイターとして容易に作品を発表できる場が整っていますし、ちょっと興味があるからやってみようかな?とか、趣味とか何もないから一回試しにうやってみようかな?みたいな事も起きてくる訳です。
そっちの分野はわかりませんが製本するにも、ペンタブを用意するにも、PCを用意するにも、モニターを用意するにも、ソフトシンセを用意するにもお金は必要です。
表現者が増えてくるのと比例して表現者向けのビジネスは今後も潤っちゃうんじゃないでしょうか。

とりあえずコミケじゃなくてもいいから参加してみたい。
服を作ってた時はバイヤーさん向けに商売してましたが、エンドユーザーさんと触れ合えるのはちょっと楽しいな、参加してみたいなと思いました。
なんだか展示会をやってた時みたいな高揚感みたいな、そんなものを少しだけ思い出しました。
今となっては良い思い出ですが、また出展する側に立ってみるのも良いかなと。
また行きます。まずマジカルミライ、M3、そして冬コミ
でもその前に9月1日から3日まで開催されるマジカルミライに行って、秋にあるM3にも行ってみたいと思いました。
コミケは今度あの東京ビッグサイトで開催されるかわかりませんけど、どこでも行きたいという気持ちです。
では!
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