DTMというものが何なくどういったものか理解できても、最初のうちはそれを使いこなせる環境作りについても疑問が出てくるものだと思います。
Macユーザーのみ使用可能なDAWソフトもあるし、Windowsでしか使用できないソフトもあります。
今回は
DTMのPC環境について
話していきます。
DTMを始めてみて少し操作の仕方などもわかってきた方や、とりあえずDTMを不自由なく出来る環境を作ってからでないとやる気が出ないなぁって方も参考にしていただけたらと思います。
最初からハイスペックなものを用意する必要はない。
現在使っているPCから新しいものに買い換えなくてもDTMはできます。
処理速度などに違いは当然あるとしても、最近のPCは低スペックすぎて使い物にならん!というレベルではないと思いますので。
でもPCのCPUやメモリの性能が良くないと、Studio OneやLogic Pro XなどのDAWソフトを立ち上げて色々な音源を同時に演奏させていくと処理能力不足で演奏が止まっちゃう事があります。
同時に立ち上げていたブラウザやitunesなどなど、それらを終了させてDAWソフトのみ立ち上げておくなど対応策はあるのですが、はじめのうちは今持っているPCでDTMを楽しんでみて不便を感じたら買い換えを検討してみるぐらいでいいと思います。
CPUはこのくらいのスペック(コア数6)があれば十分かなと思ってます。
それ以下のスペックでも十分動きますが、PCから熱が発生したりファンが唸る可能性が高いです。
メモリは今持っているPCに後から増設する事もできますから8GB以上あればいいんじゃないでしょうか。
モニターは大きめだと操作しやすい
大きければ大きいほどいいって訳じゃないですが、例えばノートPCのサイズだと画面をスクロールしなければいけない場面に出くわす事もあります。
なのでディスプレイがもう1枚あった方が作業はしやすいです。
もしこれからモニターを購入しようと考えているなら24インチぐらいあったら不自由なく作曲に取りかかれると思います。
もし本格的にDTMをやっていくならもっとお金をかけるべき所は出てくるので、この辺のスペックのもので十分じゃないかなと思います。
とりあえずテレビに繋ぐのが手っ取り早い
初期費用をあまりかけたくないって方は、自宅になるテレビに繋いでしまうのが手っ取り早い方法です。
D-sub端子とかHDMIのコネクタがあれば簡単にマルチディスプレイ(デュアルディスプレイ)で作業できます。
うちテレビないよ・・・って方は申し訳ないです。
もしタブレットなどをお持ちなら、それを使ってマルチディスプレイにする事も可能ですから一度試してみては如何でしょう。
DTMはじめるならMACがいいの?Windowsがいいの?問題
これは個人の好みの問題かなと思いますが結論から言うとどちらでもいいと思います。
メリットデメリットありますが大差ないと考えていいと思います。
Logic Pro XはMacでしか使えませんが、Studio OneやCubase、Pro Toolsといった人気のあるDAWソフトはMacでもWindowsでも使えます。
しかし、Macユーザーなら開けないファイル形式のものがあって苦労した経験があるのでは…
DTMで作曲をしていくと、音源や素敵なエフェクトをかけられるプラグインを増やしたくなってくるものです。
プラグインとはDAWソフトに追加して使用できるソフトウェアで、例えばゲームでいうと本体(DAWソフト)にゲーム(プラグイン)を差し込む事でプレイできるみたいなイメージでいいと思います。
Macユーザーなら.exe形式のファイルが開けずに苦労した経験はあると思いますが、フリーでダウンロード可能な音源の中には、Macで開けないファイルである場合もたまーにあります。
でもどうにかして開く方法はネット上にたくさん転がってますので、そこはgoogle大先生に聞いてみて頑張ってください。
で、音源の規格であるVSTとかAU、ついでにcomponentとかっていう言葉とか使用方法はまた今度説明するとして、わからない事は諦めずに知恵袋とかでも検索してみましょう!
最初は自宅にあるもので作曲してみては
と、おすすめ環境をざっくりと話していきましたが、私は最初CPUが1.7GHzのCorei5、メモリ4GBのノートPCでやっていたぐらいですから別にPCはある程度のスペックがあればDTMは始められます。
PCが熱持っちゃって大変だったので買い替えちゃいましたけど。
必要なものを全て最初から揃えるとなるとかなりの金額に到達してしまいますので、今ある環境の中でDTMを楽しんでみる事をおすすめします。
それでもDTM関連のものが欲しいって方はこちらをどうぞ!

ではー!
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