今回はちょっとだけ音楽理論の基礎的なところに触れたいと思いますが、できるだけ噛み砕いて難しくならないようにまとめていきます。
でも絶対に覚えておかなければいけないものではなくて、頭の片隅にでもそっと置いておく程度でいいものですから、さらっと読み流してもらえたらと思います。
というより、何となく理解してたけど言葉にしてみるとそうゆう事だったのかー程度の事だと思いますので、音楽の話しのネタ程度に把握しておいてみてください。
音楽の三大要素とは?
音楽というものを作り上げていくものをざっくり3つに分けるとメロディ、リズム、ハーモニーに分ける事ができます。
これら3つが組み合わさると普段聞いているPOPSだったり、クラシックだったり、ジャズっぽい様な音楽だねーっていう印象を与える事が出来るわけです。
でも実際どういったものをメロディと呼んで、リズムはその楽器までがリズムなのか、っていうかハーモニーって何なん?って思うかもしれませんがざっくりと説明していきます。
音楽の三大要素「メロディ」って?
まずはメロディですが、音の高さが上下していきリズムに合わせて演奏されているものですが、簡単に言うと歌手が歌っている部分というとわかりやすいんじゃないでしょうか。
歌手がいないインスト曲だったら他の楽器がちゃんと「メロディ」の役割を果たしている場合が多いです。
日本語では旋律と呼ばれるものですが、作曲者や演奏者が一番メインとして聞かせたい音(主旋律)という解釈で今のところは理解しておいていいと思います。
音楽の三大要素「リズム」って?
次にリズムですが、音の高さや音程の強弱が変化していって抑揚をつけたり、音が連続した形でテンポを作り上げているものです。
バンドで言うとドラムです。
日本語では律動とか拍子という言い方をしますが、リズムという言葉自体普段の生活から結構耳にする言葉なので何となく理解できるんじゃないかなと思います。
スポーツやお笑いのコントなんかでも良いリズムとかリズミカルとかいう表現が出てきますし、すんなり把握できると思います。
リズムというのは、メロディやこれから話すハーモニーもリズムの要素は含まれていますが、曲の中で一番リズムを取っている存在を指す事が多いです。
音楽の三大要素「ハーモニー」って?
さて最後にハーモニーですが、何やら聞き慣れない言葉が出てきたなーと思った方も多いんじゃないかなと思います。
僕も最初はイメージしにくかった訳ですが、ハーモニーは複数の高さの音(3つとか2つ以上の音)を重ねて、主旋律であるメロディを引き立たせたり、調和させたりする役割を果たすポジションです。
日本語で言うと和声とか和音という言い方をしますが、例えば歌モノだとサビの部分でメロディ担当であるボーカルが気持ち良く悦に浸りながら歌える様に、「ジャーンジャーン」とギタリストがハーモニーを演奏する訳ですね。
作曲の事を知ろうと思うと最初に出てくる「コード進行」というものはハーモニーの1つで、上記のギタリストが指で弦を押さえて演奏しているものがコード(ハーモニー)です。
このハーモニーが変わるだけで暗い雰囲気の曲になったり明るくポップな印象になったりします。
この知識がDTMをやる上でどう役に立つのか。
作曲をしている方には自分に合ったやり方を構築している方が多く、よく「メロディ先行」とか「コード先行」みたいなやり方が出てきます。
メロディ先行とは最初にまず主旋律(メロディ)を決めてしまって、後からリズムやハーモニーを付けていくっていうやり方です。
歌モノだったら一番大事なサビの部分をまず決めて、そこを軸に他の部分を構築していくっていうやり方になります。
コード先行は骨組み部分を構築していって、後からメロディやリズムを加えていくという方法です。
最初のうちは何が自分に合っているのかわからないと思いますので色々なやり方を試してみるのがいいと思います。
例えばリズムパターンとなるドラムだけ打ち込んじゃってから、後のパートを構築するってやり方でもいいです。
「歌詞先行」で言葉を考えてから曲のイメージを膨らませていくって方法でもいいです。
そして曲を作っていると「なんだかこのメロディにこのハーモニー合ってないかも」とか「ここはもうちょっと静かにしたいからリズムの音を控えめにしてみよう」って事もわかってくるんじゃないかなと思うので、作曲をするなら便利に活用できる知識になるのではと思います。
音楽の豆知識を知っておくと何かと便利
さて、ここまでざっくりとまとめてみましたが何となくイメージはできましたか?
DTMをやる上で絶対に覚えておかなければいけないっていうものではなく、音楽はこの三大要素があった上で成立してるのかーぐらいに感じてもらえたら嬉しいです。
でもこういった事を知っておくと、この三大要素を崩してメロディやハーモニーが曖昧でリズムだけを奏でているような音楽や、曲中にメロディだけを聞かせる部分を作ってメリハリをつけたりと、知識を吸収しておけば自分自身の引き出しも増えるので決してマイナスにはならないと思います。
そしてお酒の席での小ネタにはなりますし何となく知ったフリはできちゃいます。
次は一つ一つもっと掘り下げた形でまとめていきたいと思います。

他にも作曲、DTM関連の事を書いてますので、こちらもどうぞ。
では!
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